橋口前教授からの退任のご挨拶
私、橋口陽二郎は、2012年4月から2023年3月までの10年間、帝京大学医学部外科学講座下部消化管外科の教授を務め、多くのご支援とご協力を賜りましたことを深く感謝申し上げます。そして、2023年4月より大森赤十字病院の院長に着任いたしましたことをご報告申し上げます。
帝京大学における、皆様に支えられながらの10年間は、私にとって大変充実したものであり、多くの貴重な経験と出会いに恵まれた時期でした。在任中、私は大腸癌の腹腔鏡手術やロボット手術などの低侵襲手術の導入に努め、多くの患者さんと出会うことができました。これは、地域の皆様の温かいお力添えと素晴らしい仲間達に恵まれたからこそ成し遂げられたものであり、心から感謝申し上げます。
後任には、落合大樹先生が着任いたしました。彼は素晴らしい人間性と技術を持った外科医であり、教育者です。今後、帝京大学下部消化管外科が一層発展していくことを確信しております。皆様におかれましては、今後とも当科へのご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
最後に、10年間にわたるご指導、ご支援、そして共に過ごした時間に感謝の意を表します。帝京大学での素晴らしい想い出を胸に、大森赤十字病院での新たな挑戦に励む所存です。
ご多忙の折、このメッセージをお読みいただき、心より感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
2023年9月28日
大森赤十字病院 院長
橋口 陽二郎